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金子光晴を読もう/野村喜和夫

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出版社:未来社
著 者:野村喜和夫
発行年:2004年
判 型:四六判・単行本ソフトカバー
サイズ:13cm×19cm×2cm(横×縦×厚さ)
頁 数:199P
評 価:良い  ※(非常に良い・良い・並・可・悪い)の5段階評価中
状 態:2004年初版1刷 帯付き ページ小口に薄ヤケ・若干くすみあり。その他概ね良好です。
【内 容】
“抵抗とエロスの近代詩人”という旧来の評価をこえて、いま金子光晴を読むことの意味を問う。散文性、身体、メトニミー、セクシュアリティ、アジア、共同体、クレオール、自己、皮膚……といった切り口からあらためて読み直す。金子光晴、その魅力とは何か。「未来」連載を増補・改稿し、単行本化。現代詩の俊才が挑む金子光晴ワールド!

目次

序章 『ねむれ巴里』の一節から
1 金子光晴のアクチュアリティ
2 離群性
3 伝記のおさらい
4 中国人女性の肛門あるいは放射核

第一章 基底としての散文
1 詩を捨てた詩人
2 自伝作者光晴
3 水と散文――『マレー蘭印紀行』をめぐって
4 泥のトポス

第二章 身体の地平へ
1 近代詩批判――「エルヴェルフェルトの首」
2 キリストの変容
3 呼吸とリズム――初期金子光晴
4「海のうわっつら」――メトニミーの場所

第三章 母性棄却を超えて
1 糞尿趣味
2 アブジェクシオンの詩学
3 おぞましい日本の私
4 共生の大地性へ――『女たちへのエレジー』の世界

第四章 南からのプロジェクト
1 ポストコロニアル? クレオール?――金子光晴のアジア
2 「誘惑」と「回帰」の外で――金子光晴のヨーロッパ
3 詩の海洋に向けて――長詩「鮫」読解
4 ノマド的身体――「かへらないことが最善だよ」

終章 自己と皮膚
1 自己という問題系
2 皮膚の発見――『蛾』から『人間の悲劇』へ

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